マスコット製造における、一般的な成型方法を2種類ご紹介します。それぞれの方法に特徴がありますので、商品特性や生産量にあった方法をお選びください。イラストの状態からでも、原型の製作から量産までワンストップサービスで承りますので、ご相談ください。
マスコット本体の樹脂素材は、非常に硬い素材(ポリエステル樹脂)なので、細密な部分はもろく、破損しやすい性質があります。破損防止のため、細い部分がある場合は、胴体等と一体型にデザインするか、部分的に太くする必要があります。
金型から製品を抜き出す都合上、マスコットの素材自体を柔軟な樹脂で成型します。よって、細い部分があっても割れにくく、ポリストーンに比べ、比較的デザイン的な自由度が高く、細密なデザインや造形表現が可能になります。
片面取りのシリコン型に樹脂を手作業で流し込み、硬化した後、型から取り出します。片面の型ですので、樹脂を流し込むための底面などの平らな面が必要になり、デザイン上やむを得ない場合は、削って仕上げます。また、ヌキの都合を考慮して、胴体と一体型に成型物をデザインする必要があります。
射出成型と言われるもっともポピュラーなプラスチック加工法で、おもに日産数量とロットが多い製品製造に向いています。量産する事で1個単価はポリストーン成型より安くなっていきますが、小ロットでは、金型の固定費が償却できません。
全て筆による手塗りの職人技です。吹き付け彩色に比べ、色ムラが少なく、最後にクリア塗装を施しますので、仕上がりにはまるで陶器のようなツヤと重厚感があります。
塗り分け部分ごとにマスク型を作り、エアブラシによる吹き付け塗装を施します。比較的複雑な塗り分けやグラデーションが可能で、デザイン的な自由度の高い彩色方法です。
ミニマムロットは2,000個から承ります。成型、彩色ともほとんど手作業に近いので、小ロット対応が可能です。反面、ロットが多くなっても、この方法では単価は下がりませんので、マキシマム10,000個までとさせて頂いております。
形状によりますが、ミニマムロットは10,000個からになります。ポリストーン成型より、金型費用はかかります。複雑な成型品ほど金型の精度やクオリティが要求され、固定費を償却するために、生産数量が必要になってしまいます。
●サンプル制作
(完成品とほぼおなじもの)
 /約2週間
●校正、修正指示などの
 やりとり
 /1日〜1週間
●サンプル再提出の場合
 /約2週間
●承認後の本生産
 /約30日〜40日
(数量により変動)
●サンプル製作
(原型の複製に彩色)
 /約2週間
●校正、修正の指示などの
 やりとり
 /1日〜1週間
●金型製作+試験打ち
 /約1ヶ月〜1.5ヶ月
●承認後の本生産
 /約1ヶ月〜
(数量により異なる。要確認)
ポリストーン ポリストーン ポリストーン インジェクション インジェクション
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